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表技協のSDGsミッションを掲載

■SDGsとは

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、国や自治体、企業・団体、そして個々人が積極的に取り組むことが求められています。

デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟、長谷川章D-K塾 開催レポート

当協会も協力した、「デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟」及び「長谷川章 D-K塾」が、温泉とプール施設である「ゆ~ぷる木崎湖」のお客様感謝イベントの一環として、2019年7月5日(金)~7日(日)にかけて開催されました。
プール棟内の天井や壁、プールの水面一面に広がった色鮮やかなデジタル掛軸が、幻想的な空間を創り出していました。


プール棟でのデジタル掛軸の様子

「長谷川章 D-K塾」では最初に、長谷川章氏、渡邉哲意教授(宝塚大学)による講演が行われました。長谷川章氏の「D-K塾」基調講演ではデジタル掛軸の基本コンセプト・成り立ち・歴史、デジタル掛軸とプロジェクションマッピングの違い、海外での事例に関するエピソードやトピックスなどがわかりやすく解説されました。渡邉哲意教授による「観る映像から感じる映像論」講演では、「映像」と「イメージ」の概念論について、ヨハネ・スケプラーの知覚理論、デカルトの理論、ジェームス・ギブソンのアフォーダンス理論および包囲光配列などを駆使し、デジタル掛軸の基本コンセプトである「感じる」ということをロジカルに解説いただきました。
現場実習では、映像レイアウト・マッピング・マスキングなどデジタルデザインのノウハウが丁寧に解説され、プール棟内部を使った大規模デジタル掛軸の設営から撤収までを体験しました。

D-K塾当日の5日を含め、3日間で200名を越える参加者・観覧者にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。

主催者であるNPO地域づくり工房の傘木宏夫氏
によるあいさつ
長谷川章氏「D-K塾」基調講演
渡邉哲意教授「観る映像から感じる映像論」講演

体験実習の様子

開催概要
日  程: デジタル掛軸 7月6日(土)・7日(日) 19:00~21:30、D-K塾 7月5日(金)~7日(日)
会  場: ゆ~ぷる木崎湖
主催団体: NPO地域づくり工房、木崎湖温泉開発株式会社
助成団体: 長野県 「地域発・元気づくり支援金」
協  力: 一般財団法人最先端表現技術利用推進協会、株式会社フォーラムエイト

第3回羽倉賞 作品募集開始! 応募期間:2019年10月1日(火)まで


羽倉賞は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を
残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために、2017年に表技協により
創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を
表彰します。

概要

■各賞
羽倉賞
 1点  賞金20万円、トロフィー、賞状
表技協奨励賞
 数点  賞金5万円、賞状
企業賞(フォーラムエイト)
 1点  賞金15万円、賞状
第2回より協賛による「企業賞」が新設されました。
各種企業・団体様で協賛をご希望の方は、表技協事務局までご連絡ください。
羽倉賞トロフィー
■スケジュール
  • 応募期間 2019年7月1日(月)- 10月1日(火)※10月1日発信分のメールまで受付
  • 選考期間 2019年10月-11月初旬 表技協の選考委員会で審査
  • 審査結果通知 11月初旬(メール等によるご連絡)
  • 表彰式 2019年11月14日(木)
    フォーラムエイト主催「FORUM8デザインフェスティバル2019」(品川インターシティホール)にて開催

募集要項 >>募集要項の詳細はこちら 

応募期間 2019年7月1日(月)-10月1日(火) ※10月1日発信分のメールまで受付
募集対象 ・最先端の表現技術が使われている作品あるいは取り組み。
・2018年7月1日から2019年6月30日の間に公表/実施されたもの、あるいは、
この期間に作品/取り組みが完成しており2019年10月30日までに公表日が決まっているもの。
応募形式 ・通信で閲覧できる映像(YouTube等)や各種ドキュメント(PDF形式)等
・映像の場合はURL非公開の限定公開でもよいが、閲覧に特殊なソフト、特定の動作環境、会員制
などの条件がないもの。
審査方法 表技協の選考委員会(理事、外部審査委員、会員などで構成)で審査します。
審査結果は、受賞の有無に関わらず、すべての応募者にメールで通知します。

過去の受賞作品

第2回羽倉賞 受賞作品

応募作品の中から、羽倉賞・フォーラムエイト賞・奨励賞5作品が決定し、2018年11月15日、FORUM8デザインフェスティバル2018 Day2にて表彰式を行いました。
>>第2回羽倉賞 受賞作品発表・表彰式を開催

【羽倉賞】
 「どんぶりdeプラネタリウム」  富山大学芸術文化学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:魚眼レンズとドンブリを使った全天周画像作り

  YouTube : https://youtu.be/hGcBVBIyQxY

【フォーラムエイト賞】
 「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」  愛知工科大学工学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:スマートフォンのみで実現する6DoFリアルタイム・オクルージョンAR表現

  YouTube : https://youtu.be/BTU0Sh8LsU0

【奨励賞】
 「TwinCam Go」  首都大学東京システムデザイン学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:遠隔運動視点リアルタイム全天周立体視体験システム

  YouTube : https://youtu.be/6Em0CZnRBQQ

 「9時集合で」  東京藝術大学
  推薦:一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会 理事 小林佳弘氏
  概要:リアルタイム映像合成

  vimeo : https://vimeo.com/287591992

 「夜の妖怪の世界」  境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム
  推薦:大阪大学大学院 工学研究科 准教授 福田知弘氏
  概要:水木しげるロード 夜間景観デザイン

  YouTube : https://youtu.be/WO0BlTfZGC4

 「エクスペリエンスウォール」  凸版印刷株式会社
  推薦:超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
  概要:高輝度・高精細な大場面ディスプレイおよびコンテンツ

 「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」  株式会社ドワンゴ
  推薦:公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)
  概要:BRDFプリンティング技術

  詳細 : http://ksakurai.sakura.ne.jp/SG18/

第1回「羽倉賞」受賞結果
■羽倉賞 「Tele Beauty」 株式会社資生堂
高速・高精度の顔認識とメーキャップの仕上がりを再現するCG・画像処理技術を融合した表現技術
■VR技術奨励賞
「Luminescent Tentacles」

金沢美術工芸大学 中安 翌氏
キネティックサーフェイスシステム
■映像技術奨励賞
「日本橋三越本店天女像音と光のインスタレーション」

和歌山大学 天野 敏之氏
光学フィードバックによる実時間質感操作技術
■表現技術利用促進奨励賞
「実写全天映像を使ったスポーツ・観光の新たな映像表現の普及」

和歌山大学 尾久土 正己氏
ドームスクリーン向け実写全天映像

最先端表現技術推進協会レポート
Vol.18 第1回羽倉賞は「Tele Beauty」が受賞!/「表現技術検定」について (Up&Coming ’18 新年号掲載)


関連情報
・2019/06/24 第2回羽倉賞受賞記念講演会・ネットワークパーティ開催レポート
・2019/05/15 第2回羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティーのご案内
・2018/11/22 第2回「羽倉賞」 受賞作品発表・表彰式を開催
・2018/08/01 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ開催レポート
・2018/07/02 第2回「羽倉賞」作品募集を8月より開始
・2018/06/19 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ(2018年7月17日)開催のご案内
・2017/11/16 第1回「羽倉賞」発表


当協会会長 長谷川章氏プロデュース 谷川岳ロープウェイ「天空のナイトクルージング」開催レポート

当協会会長 長谷川章氏プロデュースにより、群馬県みなかみ町の毎年春恒例イベント「天空のナイトクルージング」にて、特別企画として「デジタル掛け軸」が5~6月にかけて計10回開催されました。

 

ロープウェイで土合口駅から標高1319メートルの天神平駅まで登ったゲレンデやゲストハウスから望む風景は、残雪に原色の幾何学模様を映すデジタル掛け軸と漆黒の夜空がハーモニーを織りなしていました。

デジタル掛け軸は9月~11月にも開催されます。2017年にユネスコエコパークに登録されたすばらしい大自然と色彩豊かなデジタル掛け軸の競演で格別な星空を、この機会にぜひご体験ください。

 

 

開催概要
主 催: みなかみ町観光協会/谷川岳ロープウェイ・みなかみ星空クラブ
協 力: 株式会社 フォーラムエイト
会 場: 谷川岳ロープウェイ・天神平スキー場
日 程: 9月 金・土・日曜日(1・8・29日除く)、10月 金・土曜日(12・19日除く)、11月1・2・3・8・9日
時 間: 19:00~21:00
参加費:大人2,500円(税込) 小学生1,300円(税込)
詳 細: http://www.enjoy-minakami.jp/star.php

お問い合わせ先
みなかみ町観光協会 Tel.TEL.0278-62-0401

第2回羽倉賞受賞記念講演会・ネットワークパーティ開催レポート

「羽倉賞」は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究・普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏を称え、表現技術の質を高め広く普及に貢献する目的で、2017年に創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した取り組みを通して社会に貢献した作品を顕彰しています。今回は、昨年の第2回羽倉賞では力作を応募いただいた受賞者の皆様にお集まりいただき、改めて、作品についてのご講演いただくと同時に、本年実施の「第3回羽倉賞」も紹介いたしました。

講演会は表技協会長の長谷川章氏による挨拶で幕開け。受賞者による各講演では、専門的な観点やビジネス的な切り口など様々な質疑応答が交わされました。ネットワークパーティーにも多くの方にご参加いただき、受賞者、参加者の皆様の間で、業種と分野を横断しての最先端表現技術についての情報・知見交換の有意義な場となりました。

第3回羽倉賞の募集要項は、表技協HPにて7月に公開予定ですので、ぜひともご覧ください。

長谷川章会長より開催のご挨拶
賑わいを見せたネットワークパーティ
中締めのご挨拶にて NPO地域づくり工房 傘木様

 羽倉賞  「どんぶりdeプラネタリウム」 富山大学芸術文化学部デザイン部 辻合秀一様


富山市立科学博物館プラネタリウムで実施された第1回全天周コンテンツコンテスト(表彰式2016年11月、上映会2017年12月)の作品を紹介。
「どんぶりdeプラネタリウム」は、発泡スチロール製の丼型容器の内部を半円球のキャンバスとして、ポスカなどの水溶性マーカーを使って絵を描き、これを魚眼レンズで撮影してプラネタリウムのドームに投影することで、簡単に全天周画像を生成するもの。手軽な素材を使ってこどもでも簡単に作れる点や、プラネタリウムが身近なアートデバイスとなり、誰でも参加可能なイベント製品になりえること、事業展開の可能性もあることなどが高く評価され、羽倉賞を受賞しています。この講演では、ワークショップにおいて、フルドーム(全天周)画像を簡単に作成できるように導いた試行錯誤の過程も交えて、紹介しました。手軽にできるのがメリットではあるものの、プラネタリウムという場所性の限定があるため、今後は場所を選ばずどこでも体験できるように、ヘッドマウントディスプレイと360°カメラの活用を考えているとのことです。

 フォーラムエイト賞  「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」 愛知工科大学工学部 板宮朋基様 ※動画でのご講演


ToF(Time of Flight)方式による3D奥行きセンサが搭載されたスマートフォンと紙製ゴーグルを用いて浸水や火災による煙の発生状況を現実風景に重ね、CGで表示し没入体験できる「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」は、地面からの高さ位置情報を精密に取得できると同時に、周囲の物体の3次元形状も認識できる。「いかに危機感を抱かせて行動につなげてもらうか」という課題を解決する手段として、AR投入型疑似体験を伝達方法とすることで「見える化→体験化→経験化」を実現しており、実際にこどもも含めた多くの体験者が被災リスクを正確にイメージし危機感を実感できるデバイスとして、全国様々な場所で活用されています。今回の講演では、その実際の様子についても動画や写真で紹介し、実用例およびその評価、新たなデバイスの模索も含めた今後の課題についても触れました。

 奨励賞  「エクスペリエンスウォール」 凸版印刷株式会社 内藤一弘様


エクスペリエンスウォールは、高さ2.7m幅10mで高精細・高輝度のワイド8Kディスプレイ。本公演では、この制作にあたってのポイントやエピソードについて改めてご紹介いただきました。まず、ディスプレイに見せない工夫により空間と調和させること、8Kレベルに見合ったコンテンツ制作について言及。次に、8Kカメラで撮影するとデータが重たくなり過ぎて扱えないため、4Kカメラ3台でブレンディングを行うという工夫を説明しました。その他、次世代ショールームNIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHIなど進行中のさまざまなプロジェクトの紹介と併せて、様々な先端技術やシステムを統合する技術について紹介しました。

 奨励賞  「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」 株式会社ドワンゴ 櫻井快勢様


本作品は最先端のBRDFプリンティング技術の一つで、複数の異なる方向からある領域を見たときにそれぞれの方向に異なる画像を呈示するような表面加工法を開発し実現したものです。今回の講演では、制作に至った経緯やモチベーション、開発手法についてのアナログな作業を含む試行錯誤などを改めて紹介されました。最初にコンパスカッターとアクリルシートを使った自作を試み、続いてNC切削機を使った手法に挑戦。この過程での課題を解決する手法として、UVプリンタで凹凸形状を構成し可視領域を制御する方法を編み出すまでの流れを、制作例を交えて説明しました。

 奨励賞  「夜の妖怪の世界」 境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム様
境港市建設部 灘英樹様/ユー・プラネット代表取締役 栗原裕様/LEM空間工房 代表取締役 長町志穂様


2018年夏に完成した本プロジェクトは、照明学会「2019年照明デザイン賞 最優秀賞」を受賞。この講演ではリニューアル後の経過や効果等も含めて改めて振り返りながらご紹介いただきました。約800mの歩道に沿って177体のブロンズ彫刻を再配置し、妖怪影絵や音と光の演出による様々な公共照明の手法・効果が取り入れられている様子を説明。公共道路空間に新たな魅力が付加され、昼のみならず夜間の集客も得られた結果大幅な観光客増となったということでした。また、関係者が多い中で「VRで未来に連れて行ってみんなの合意を得ること」の有効性についても強調されていました。

 奨励賞  「TwinCam Go」 首都大学東京システムデザイン学部 池井寧様


本作品は、遠隔地に置いたTwinCamからのリアルタイム映像を体験者のHMDに表示すると同時に、体験者が頭を動かしてぐるっと見回し、TwinCamを回転するとその方向の立体視が可能となるシステムです。これにより被写体のブレや反応時間が低減でき、操縦者と同じ行動状態の視点で遠隔地を観察・体験することができます。講演では、この装置の開発について、映像通信系(TwinCamシステム)のシステム構成、移動機系(セグウェイ)の仕組み、回転座席の調整方法の3つのパートに大きく分けて解説しました。

デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟、長谷川章D-K塾 開催概要の詳細を追加

< デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟 >

表技協会長で、世界的アーティストである 長谷川章氏プロデュースによるデジタル掛軸が「信州おおまちスパ&リゾート ゆ~ぷる木崎湖」にて展示されます。プール棟の開放的な高い天井を利用して創り出される幻想的な空間を、この機会にぜひご体験下さい。

開催概要

日時 2019年7月6日(土)~7日(日)
19:00~19:30/20:00~20:30/21:00~21:30
会場 ゆ~ぷる木崎湖 プール棟
入場料 600円(前売券500円)
主催 NPO地域づくり工房、木崎湖温泉開発株式会社
協力 一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
協賛 株式会社フォーラムエイト
< 長谷川章D-K(デジタル掛軸)塾 >
長谷川氏初の個人塾 限定10名!


プロジェクションマッピングを利用した長谷川章氏のアート手法「デジタル掛軸」のデザインとセッティングから撤収に至るノウハウと、D-Kアプリを使った実演まで、余すことなく学べます。

開催概要

日程 第1回 2019年 7月 5日(金)午後2時集合 ~ 8日(月)正午終了
第2回 2019年10月4日(金)午後2時集合 ~ 6日(日)正午終了
内容 【第1回】
全国初のプール棟内部を使った大規模D-Kの設営から撤収までのプロセスを体験しつつ、デジタルデザインのノウハウを学び、交流。試作品試写の機会もあります。
【第2回】
夜の空き客間をイメージしたD-Kの演習と試作品の発表と、その企画・運営の演習を行います。
会場 ゆ~ぷる木崎湖など
受講料 表技協会員・長野県民・学生:10,000円/県外・一般:20,000 円
会場までの交通・宿泊などは各自手配をお願いいたします。
共催 NPO地域づくり工房、一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
協賛 株式会社フォーラムエイト、木崎湖温泉開発株式会社

北アルプス山麓 夜の景観資源開発プロジェクト
(この事業は長野県「地域発・元気づくり支援金」を受けて実施しています)

申し込み・お問い合わせ先
一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
State of the Art Technologies Expression Association
Tel.03-6711-1955 FAX.03-6894-3888
mail: info@soatassoc.org

第2回羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティーのご案内

表技協創設者の故羽倉弘之氏の功績を称え2017年に創設された「羽倉賞」は、本年に第3回目を迎えます。この作品募集に先立ちまして、この度「第2回羽倉賞」受賞者による記念講演を開催いたします。講演終了後は、最新の表現技術に関する情報交換の場として、講演者の皆様も含めたささやかなネットワークパーティーを行いますので、ぜひともご参加ください。

日時:2019年6月10日(月)
14:00~17:15 受賞記念講演(13:30 受付開始)
17:30~19:00 ネットワークパーティ
会場:フォーラムエイト東京本社 セミナールーム
参加費:無料

プログラム
14:00~14:30 奨励賞「エクスペリエンスウォール」
凸版印刷株式会社 内藤一弘様
14:30~15:00 奨励賞「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」
株式会社ドワンゴ 櫻井快勢様
15:00~15:30 奨励賞「夜の妖怪の世界」
境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム様
15:30~15:45 休憩
15:45~16:15 奨励賞「TwinCam Go」
首都大学東京システムデザイン学部 池井寧様
16:15~16:45 フォーラムエイト賞「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」
愛知工科大学工学部 板宮朋基様
16:45~17:15 羽倉賞「どんぶりdeプラネタリウム」
富山大学芸術文化学部 辻合秀一様
17:30~19:00 ネットワークパーティ

【羽倉賞】
「どんぶりdeプラネタリウム」  富山大学芸術文化学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:魚眼レンズとドンブリを使った全天周画像作り

YouTube : https://youtu.be/hGcBVBIyQxY
【フォーラムエイト賞】
「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」  愛知工科大学工学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:スマートフォンのみで実現する6DoFリアルタイム・オクルージョンAR表現

YouTube : YouTube : https://youtu.be/BTU0Sh8LsU0
第2回羽倉賞 表彰式の様子(2018年11月15日、FORUM8 デザインフェスティバル2018 Day2)
左:受賞された皆様、右:羽倉賞受賞 富山大学芸術文化学部 辻合秀一様

当協会会長 長谷川章氏プロデュース 谷川岳ロープウェイ「天空のナイトクルージング」のご案内


当協会会長 長谷川章氏プロデュースにより、群馬県の最北端、利根川源流の町「みなかみ」毎年春恒例イベント「天空のナイトクルージング」にて特別企画として「デジタル掛け軸」が展示されます。2017年にユネスコエコパークに登録されたすばらしい大自然と色彩豊かなデジタル掛け軸の競演で格別な星空を、この機会にぜひご体験ください。

開催概要
主催: みなかみ町観光協会/谷川岳ロープウェイ・みなかみ星空クラブ
協力: 株式会社 フォーラムエイト
会場: 谷川岳ロープウェイ・天神平スキー場
日程: 5月17日18日(金・土) 24日25日26日(金・土・日) 31日6月1日(金・土)
時間: 19:00~21:00
詳細: http://www.enjoy-minakami.jp/star.php

お問い合わせ先
みなかみ町観光協会 Tel.TEL.0278-62-0401

表現技術検定 4/10建設ICT、4/24まちづくり 開催概要の詳細を発表

開催予定

表現技術検定(建設ICT):2019年4月10日(水)
>>講習・検定内容詳細

表現技術検定(まちづくり):2019年4月24日(水)NEW
>>講習・検定内容詳細

●表現技術検定とは
日本では平成28年度より第5期科学技術基本計画の5カ年計画が実施されており、「第4次産業革命」(IoT時代のものづくり)と銘打って、イノベーションを巡る熾烈な国際競争に打ち勝つための方向性が政府より示されています。表技協ではこのような背景のもと、当協会の基本方針である「最先端表現技術に関連する人材育成・社会への貢献」を実現すべく、企業や技術者がICT等をベースにイノベーションの担い手となるモチベーションを提供することを目的として、学習用テキストの構築、研修および達成程度の目安としての「表現技術検定」を企画いたしました。

表現技術検定は2つの部門で構成されています。「表現技術検定(建設ICT)」は、国土交通省が推進するi-Constructionをベースとして、IoTやスマートインフラ実現、情報化施工・維持管理など、当協会でも主体的に推進している3DVRの活用による効率化や高度化が大いに期待される「建設ICT」を対象分野とし、まちづくりにおけるハード面に相当する「計画・管理」、「設計・施工」に対応。「表現技術検定(まちづくり)」は、まちづくりのソフト面に相当する「アセスメント(環境・安全)」、「対話・協議」に該当する内容として、VR技術を活用したまちづくりを担う人材の育成を目的としています。

講習内容・テキストおよび試験問題は、関連の基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しております(修了者には認定証を授与)。今後は指導者・管理者を想定した中級・上級の内容に関する検定も予定しております。
ぜひともご活用ください。

開催概要・申込み

検定名 ・表現技術検定(建設ICT) 初級編「建設ICT概論」:詳細
・表現技術検定(まちづくり):詳細

全国土木施工管理技士会連合会 継続学習制度(CPDS)(認定単位として、建設ICTでは6ユニット、まちづくりでは1ユニット取得可能)
土木学会 継続教育(CPD)制度(自己学習としてCPD=0.5×講習時間を登録可能)
対象 建設分野・都市計画分野に関連するすべての方(新入社員、中堅社員、管理職者)および、建設ICT・i-Construction に関心をお持ちの方
日時 建設ICT:2019年4月10日(水)9:30~16:30
まちづくり:2019年4月24日(水)9:30~16:30
場所 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F 株式会社フォーラムエイト セミナールーム
持ち物 受講票、写真付き身分証明書、筆記用具
※昼食は各自でご準備ください。
申込方法 下記申込フォームからお申込みください。
申込締切 建設ICT:2019年4月9日(火)
まちづくり:2019年4月23日(火)
※定員50名に達し次第締め切らせていただきます。
受講料 12,000円(検定証発行手数料込み、税込)
※受講料は検定当日のお支払いも可能です。お振込みの場合は、申込締切日までにお願いいたします。
ご入金後の返金は致しかねますのでご承知おきください。
受講料振込先(振込手数料はご負担願います)
銀行名:  三井住友銀行 目黒支店
口座番号: 普通 7211916
口座名義: (財) 最先端表現技術利用推進協会
または
郵便振替: 品川インターシティ郵便局
記号番号: 10150-27962431
加入者名: (財) 最先端表現技術利用推進協会

主催・お問い合わせ先

一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
State of the Art Technologies Expression Association
Tel.03-6711-1955 FAX.03-6894-3888
mail: info@soatassoc.org  https://soatassoc.org/

2019年4月、表現技術検定(建設ICT、まちづくり)開催決定!


表現技術検定(建設ICT):2019年4月10日(水)

超スマート社会実現に向けた各省庁の方針をふまえ、国土交通省のi-Constructionにフォーカスした「建設ICT」検定を第一弾として実施。この分野では、IoTやスマートインフラの実現、情報化施工、維持管理など、VR活用による効率化や高度化が期待されています。検定テキストと試験問題は関連分野の専門家の監修が策定し、基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しています。
1.建設ICT概論を通して今後重要となる「労働生産性向上策」の提案・実現ができる
2.多様な事例を通して建設ICT利活用の具体的なポイントが体得できる
3.建設ICTの一般常識から専門的な方法論まで、建設プロセスを網羅した知識を習得
4.発注者/受注者など立場の違いを超えたコミュニケーションの基礎を習得できる

>>講習・検定内容詳細


表現技術検定(まちづくり):2019年4月24日(水) NEW

講習・試験監修
・福田 知弘氏(大阪大学大学院 工学研究科 准教授)
・家入 龍太氏(建設ITジャーナリスト)
●検定内容
1.基礎編
2.ICTを活用したまちづくりのファシリテーション
3.実践事例紹介
>>講習・検定内容詳細(予定)

開催概要の詳細は決定次第、表現技術検定のページに随時掲載します。

第2回「羽倉賞」 受賞作品発表・表彰式を開催

2018年11月15日、第2回羽倉賞を発表し、FORUM8 デザインフェスティバル2018 Day2にて表彰式を行いました。
応募作品の中から、羽倉賞・フォーラムエイト賞・奨励賞5作品の計7作品が選ばれました。羽倉賞は富山大学芸術文化学部の「どんぶりdeプラネタリウム」に、今回から新設された企業賞のフォーラムエイト賞は愛知工科大学工学部の「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」に贈られました。
>>受賞作品一覧

【羽倉賞】
「どんぶりdeプラネタリウム」  富山大学芸術文化学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:魚眼レンズとドンブリを使った全天周画像作り

YouTube : https://youtu.be/hGcBVBIyQxY
【フォーラムエイト賞】
「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」  愛知工科大学工学部
推薦:日本バーチャルリアリティ学会
概要:スマートフォンのみで実現する6DoFリアルタイム・オクルージョンAR表現

YouTube : YouTube : https://youtu.be/BTU0Sh8LsU0
表彰式の様子

FORUM8デザインフェスティバル2018-3Days +Eve開催!第2回羽倉賞表彰式、長谷川章会長による特別講演

2018年11月13日~16日、フォーラムエイト主催「デザインフェスティバル2018-3Days +Eve」が開催されます。15日のDay2では、最先端の表現技術を活用した作品を顕彰する第2回 羽倉賞表彰式、新たに当協会会長を務める長谷川章氏による特別講演が行われます。また、表現技術検定やアカデミー部会などの活動についても発表いたしますので、是非ともご参加ください。

 
左:昨年の羽倉賞受賞式の様子/第1回羽倉賞 受賞作品、右:表技協会長 長谷川 章氏

DAY2
11/15
Thu 
第4回最先端表技協・最新テクノロジーアートセッション
13:15-13:55  「地球はすでに脳である」長谷川 章 氏(表技協 会長)
13:55-14:40  「最先端表現技術利用推進協会」 「第2回 羽倉賞発表」

設備・機材 会員レンタル価格のご案内

会員サービスとして、設備・機材レンタルを以下の価格で提供いたします。

●施設

会場名 面積(㎡) 収容人数 室料 オプション
午前
(9:00-12:00)
午後
(13:00-17:00)
終日
(9:00 -17:00)
1時間
(延長料)
受付サポート PC配置
(30台まで)
1 セミナールーム 130 78名 ¥27,000 ¥36,000 ¥71,000 ¥8,800 別途見積 別途見積
2 プレゼンルーム 47.7 24名 ¥23,000 ¥31,000 ¥61,000 ¥7,600 別途見積 別途見積
3 中会議室 31.6 12名 ¥22,000 ¥30,000 ¥59,000 ¥7,300 別途見積 別途見積

●3Dプリンター

機器名 利用料 1時間あたり 材料費
Zprinter 650 System ¥7,300 実費

●6Kマルチクラスタデジタルサイネージシステム レンタル価格 (6画面専用スタンド型)(パッケージシステム)

仕 様 レンタル期間
6Kマルチクラスタデジタルサイネージシステム 1日 基本料 1ヶ月 基本料 1年 基本料
¥320,000 ¥1,280,000 ¥3,200,000
追加(1日) 追加(1ヶ月) 追加(1年)
¥120,000 ¥600,000 ¥2,900,000
設置費/運送費 運送/移動日前後1日無料、それ以上はレンタル扱い
梱包、運送、搬入費実費(例:都内往復¥170,000)
設置費 ¥150,000(技術者3名派遣、宿泊旅費実費)

●ドライブ・シミュレータ・レンタル価格 (パッケージシステム)

仕 様 レンタル期間
1日 1ヶ月 1年
UC-win/Road-Drive Simulator
基本構成
・1/4 Cabin, Full Instrumentation
・3ch. 42” PDP monitor
・5.1ch Speaker, Body Sound
・CFLS ControllerUC-win/Road
基本料 基本料 基本料
¥250,000 ¥1,000,000 ¥2,300,000
追加(1日) 追加(1ヶ月) 追加(1年)
¥100,000 ¥400,000 ¥1,500,000
Driving SimUC-win/Roadデモシミュレータ
デモシミュレータ本体価格
¥1,000,000(税別)
UC-win/Road Advanced
¥900,000(税別)レンタル価格
基本料 基本料 基本料
¥70,000 ¥300,000 ¥700,000
追加(1日)
¥30,000
設置費/運送費 運送/移動日前後1日無料、それ以上はレンタル扱い
梱包、運送、搬入費実費(例:RoadDS都内往復¥170,000)
設置費 ¥50,000(税別)(技術者1名派遣、宿泊旅費実費)

●UC-win/Road 体験シミュレータ・レンタル価格 (6軸モーション3Chフルオプション型)(パッケージシステム)

仕様 レンタル期間
1日 1ヶ月 1年
UC-win/Road-体験シミュレータ
基本構成
・エッグシェルキャビン, 2C塗装
・6DOF モーションプラットフォーム
・3ch. 32” LCD monitor
・5.1ch Speaker, Body Sound
・フォースフィードバックステアリング
・アクセル・ブレーキペダルシステム
・方向指示器、ミッションオプション

UC-win/Road Driving Sim
モーションプラットフォームオプション

基本料 基本料 基本料
¥420,000 ¥1,680,000 ¥4,200,000
追加(1日) 追加(1ヶ月) 追加(1年)
¥160,000 ¥800,000 ¥3,800,000
設置費/運送費 運送/移動日前後1日無料、それ以上はレンタル扱い
梱包、運送、搬入費実費(例:RoadDS都内往復¥170,000)
設置費 ¥50,000(税別)(技術者1名派遣、宿泊旅費実費)

●UC-win/Road簡易シミュレータ・レンタル価格 (パッケージシステム)

仕 様 レンタル期間
1日 1ヶ月 1年
UC-win/Road簡易シミュレータ(一般)
基本構成
・17”LCD monitor 3台
・パソコン本体1台(3画面出力対応)
・ゲーム用ステアリングコントローラ
・ゲーム用シートUC-win/Road本体 90万円
+ドライブシミュレータプラグイン 30万円
+ECOドライブプラグイン 30万円
¥1,500,000(税別)レンタル価格
基本料 基本料 基本料
¥100,000 ¥400,000 ¥900,000
追加(1日)
¥40,000
UC-win/Road簡易シミュレータ(アカデミー)
基本構成
・17”LCD monitor 3台
・パソコン本体1台(3画面出力対応)
・ゲーム用ステアリングコントローラ
・ゲーム用シートUC-win/Roadアカデミー本体 72万円
+ドライブシミュレータプラグイン 24万円
+ECOドライブプラグイン 24万円
¥1,200,000(税別)レンタル価格
基本料 基本料 基本料
¥80,000 ¥320,000 ¥720,000
追加(1日)
¥35,000
UC-win/Road簡易シミュレータ(エデュケーション)
基本構成
・17”LCD monitor 3台
・パソコン本体1台(3画面出力対応)
・ゲーム用ステアリングコントローラ
・ゲーム用シートUC-win/Road Education Version 3.8万円
+ドライブシミュレータプラグイン 2.98万円
+ECOドライブプラグイン 2.98万円
¥97,600(税別)レンタル価格
基本料 基本料 基本料
¥60,000 ¥240,000 ¥540,000
追加(1日)
¥25,000
設置費/運送費 運送/移動日前後1日無料、それ以上はレンタル扱い
梱包、運送、搬入費実費(例:RoadDS都内往復¥170,000)
設置費 ¥50,000(税別)(技術者1名派遣、宿泊旅費実費)

●モバイル型アイマークレコーダオプションレンタル価格

仕 様 レンタル期間
1日 1ヶ月 1年
モバイル型アイマークレコーダ EMR-9
基本構成
・EMR-9(帽子タイプ両眼標準セット 60Hz検出・視野レンズ44°)
・追加視野レンズ(92°)
・バッテリー2個
・バッテリーチャージャー
・帽子LLサイズ
・EMR-dFactory(解析ソフト)
・ウェストポーチ
・カラー液晶ビューファインダ
・シリアル変換ケーブル
・解析ソフト用ノートPC(ソフトセットアップ済み)
・レリーズスイッチ
基本料 基本料 基本料
¥250,000 ¥1,000,000 ¥2,300,000
追加(1日) 追加(1ヶ月) 追加(1年)
¥100,000
但し、DS同時使用
¥400,000
但し、DS同時使用
¥1,500,000
但し、DS同時使用
オプション基本料 オプション基本料 オプション基本料
¥150,000 ¥600,000 ¥1,380,000
設置費/運送費 運送/移動日前後1日無料、それ以上はレンタル扱い
梱包、運送、搬入費実費
設置・キャリブレーション費 ¥50,000(税別)(技術者1名派遣、宿泊旅費実費)

表現技術検定(建設ICT) 初級編「建設ICT概論」10/26(金)開催!

●表現技術検定とは
日本では平成28年度より第5期科学技術基本計画の5カ年計画が実施されており、「第4次産業革命」(IoT時代のものづくり)と銘打って、イノベーションを巡る熾烈な国際競争に打ち勝つための方向性が政府より示されています。表技協ではこのような背景のもと、当協会の基本方針である「最先端表現技術に関連する人材育成・社会への貢献」を実現すべく、企業や技術者がICT等をベースにイノベーションの担い手となるモチベーションを提供することを目的として、学習用テキストの構築、研修および達成程度の目安としての「表現技術検定」を企画いたしました。

「第4次産業革命」「超スマート社会」の実現に向けて政府が先導するこれらの方向性に対応して、各省庁による施策が示されています。この中で今回は、国土交通省が推進するi-Constructionをベースとして、IoTやスマートインフラ実現、情報化施工・維持管理など、当協会でも主体的に推進している3DVRの活用による効率化や高度化が大いに期待される「建設ICT」を対象分野とした検定を実施いたします。

講習内容・テキストおよび試験問題は、関連の基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しており、一通り受講することで次のような項目が達成できます(修了者には認定証を授与)。今回は初級を想定していますが、今後は指導者・管理者を想定した中級・上級や、「まちづくり」に関する検定も予定しております。ぜひともご活用ください。

●表現技術検定(建設ICT)の達成指標
1.建設ICT概論を通して今後重要となる「労働生産性向上策」の提案・実現ができる
2.多様な事例を通して建設ICT利活用の具体的なポイントが体得できる
3.建設ICTの一般常識から専門的な方法論まで、建設プロセスを網羅した知識を習得
4.発注者/受注者など立場の違いを超えたコミュニケーションの基礎を習得できる


開催概要

検定名 表現技術検定(建設ICT) 初級編「建設ICT概論」

全国土木施工管理技士会連合会 継続学習制度(CPDS)(CPDS認定単位として6ユニットを取得可能)
土木学会 継続教育(CPD)制度(自己学習としてCPD=0.5×講習時間を登録可能)
対象 建設分野(新入社員、中堅社員、管理職者)のすべての方および、建設ICT、i-Construction に関心をお持ちの方
日時 2018年10月26日(金)9:30~16:30
場所 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F 株式会社フォーラムエイト セミナールーム
持ち物 受講票、写真付き身分証明書、筆記用具
※昼食は各自でご準備ください。
申込方法 下記申込フォームからお申込みください。

申込締切:2018年10月19日(金)※定員50名に達し次第締め切らせていただきます。
受講料 12,000円(検定証発行手数料込み、税込)
※受講料は検定当日のお支払いも可能です。お振込みの場合は、10/19(金)までにお振込み願います。
ご入金後の返金は致しかねますのでご承知おきください。
受講料振込先(振込手数料はご負担願います)
 銀行名:  三井住友銀行 目黒支店
 口座番号: 普通 7211916
 口座名義: (財) 最先端表現技術利用推進協会
または
 郵便振替: 品川インターシティ郵便局
 記号番号: 10150-27962431
 加入者名: (財) 最先端表現技術利用推進協会

講習・検定内容 ※講習受講、検定合格で検定証を授与します。

表現技術検定試験委員会委員
・朝日理登氏(中日本ロード・メンテナンス東京株式会社 代表取締役社長)
・杉浦伸哉氏(株式会社大林組 生産技術本部 先端技術企画部 技術第二課長)
・矢吹信喜氏(大阪大学大学院工学研究科 教授)

ガイダンス 9:30~9:50  表技協事務局 
講習1
基礎知識
9:50~10:50 (1)情報技術
(2)情報通信技術
(3)表現技術
(4 )建設ICT
・情報技術とは
・情報通信技術の発展と展開
・表現技術の変遷
・建設ICT推進の背景
休憩 10:50~11:00
講習2
超スマート社会
11:00~12:00 (1)スマートインフラ
(2)スマートモビリティ
(3)スマートものづくり
・スマートインフラに関する基本的知識
・インフラアセットマネジメントの効率化
・道路交通システムに関する知識・IoT
・ビッグデータ解析、数理科学、AI
昼食 12:00~13:00 ※昼食は各自でご準備ください
講習3
建設の情報化施工
13:00~14:30 (1)CIM
(2)MC・MG
(3)TS・CNSS
(4)総合管理技術(CPS)
・CIMの本質
・MC・MGの変遷と今後
・建設ICTの本質とTS・GNSS
・クラウドと現場管理の連携
・フロントローディングの本質
・現場調査・安全・環境管理対策
休憩 14:30~14:40
講習4
建設ICTに向けた
・施工管理要領
・マニュアル
・検査要領
14:40~15:30 (1)土工関係
(2)舗装関係
(3)施工管理一般
(4)検査要領
・TSを用いた出来形管理要領(土エ編)
・TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領
・TSを用いた出来形管理要領(舗装工事編)
・施工管理データを搭載したTS
・TSを用いた出来形管理の監督・検査要綱
(河川土工編/道路土工編/舗装工事編)
休憩 15:30~15:40
演習 15:40~16:30 講習内容についての検定を実施
表現技術検定 講習テキスト(建設ICT編)目次
はじめに

第1章 概説

  1. 緒論
  2. 建設ICTのはじまり
  3. 情報化施工への流れ
  4. 建設ロボット

第2章 国土交通省の取り組み

  1. 施工管理要領やマニュアルの整備
  2. 施工管理手法及び規格値
  3. 三次元設計データの扱い
  4. 委員会等
    (1) i-Construction委員会
    (2) i-Construction推進コンソーシアム
    (3) 情報化施工推進会議
    (4) ICT導入協議会
    (5) 建設ロボットと技術に関する懇談会

第3章 情報化施工

  1. はじめに
  2. 調査・設計・施工との連携(CIM)
    (1) ICT土工の概要
    (2) 3次元起工測量
    (3) 3次元設計データ作成
    (4) ICT建機による施工
  3. マシンコントロール/マシンガイダンス技術(MC・MG)
    (1) マシンコントロール(MC)技術の概要
    (2) マシンガイダンス(MG)技術の概要
  4. ICTを用いた情報管理技術
    (1) 概 要
    (2) 締固め管理技術(TS・GNSS)
    (3) 出来形管理技術
    (4) 盛土巻出し厚さ管理技術
    (5) 温度管理技術
  5. 第3章での用語

第4章 これからの情報技術に求められるもの

  1. 自然災害への対応
    (1) 津波災害への対応
    (2) 風水害への対応
      1) 国の風水害(土砂災害)対策
      2) 風水害による具体的な災害と対応
      3) 洪水への対応
  2. 調査・設計・施工との連携(CIM)
    (3) 雪害への対応
      1) 降雪分布予測
      2) 積雪変質の予測に関する研究
      3) 災害発生機構のモデル化に関する研究
      4) 雪氷災害予測システムの開発
  3. ロボット技術
    (1) はじめに
    (2) 無人化施工
    (3) 次世代社会インフラ用ロボット
  4. 第4章の用語

今後の検定ラインナップについて

検定レベルおよび内容
今回の「建設ICT概論」は初級に相当する内容を想定していますが、新人教育などに携わる指導者、管理者の方々にも活用いただけるものとなっています。また、初級に続いて2019年には中級、2020年には上級の講座・検定を順次スタートする予定です。

第二弾「表現技術検定(まちづくり)」を2019年に実施
表現技術検定は2つの部門で構成されています。第一弾の「建設ICT」は、まちづくりにおけるハード面に相当する「計画・管理」、「設計・施工」に対応。第二弾としては、まちづくりのソフト面に相当する「アセスメント(環境・安全)」、「対話・協議」に該当する内容として、VR技術を活用したまちづくりを担う人材の育成を目的とした「表現技術検定(まちづくり)」を2019年に予定しています。
・建設ICT部門(情報化施工、i-Constructionに関するもの)
・まちづくり部門(合意形成、アセスメント、アーカイブ等に関するもの)
この2つの部門は密接にかかわりあっています。まちづくり部門での実践には、建設ICT部門で構築されたデータやシステムを利用する必要があるからです。
そこで、本テキストでは、まちづくり部門に求められるスキルを学びつつ、建設ICTに関する基礎的な知識が習得できるようにしました。

まちづくりに最先端表現技術を取込む意義と効果
自然災害で地域に甚大な被害が発生したとき、大きな構造物が建てられて地域の景観や交通が一変してしまったとき、「こうなる前にある程度のシミュレーションと対策はできなかったのだろうか?」と誰もが思います。
開発計画を平面図や立面図、模型などで示されたとき、イメージパースをスライドで見せられたとき、「自分の家からはどう見えるのだろうか」「ちょっとだけ向きを変えたらどうなるんだろうか」などと思うのは当然のことです。
地下にあって見えない構造物(地下鉄や上下水道など)、昔あった建物やまちなみ、子どもが考えた突拍子もない建物、そんなものが実際に見えたら思ったことはありませんか。
ICTは、完全ではなくても、人が想像することを手助けすることができます。手助けとなるためには、ICTと人の思いとをつなぎ、人と人の対話を容易にするファシリテーターの存在が必要です。対話が容易になれば、理解が容易になり、そして何をしたらいいかという行動が容易になります。
残念ながら、まちづくりの現状は、与えられた案を理解させることにとどまっていて、一緒に案をつくるような取組みは多くありません。ICTを利用した最先端表現技術は、代替案の検討を含め、創造的なまちづくりへの住民参加を可能にします。
最先端表現技術を利用したまちづくりのファシリテーションは、現状においては活躍する場は多くありませんが、建設分野でのICT導入が進む中、近い将来はこれが常識になると考えて間違いありません。
そのパイオニアを育成するのが、表現技術検定まちづくり部門です。

まちづくり検定構成内容(予定)
●基礎編:まちづくりに関係する行政担当者や住民などで、特にICTに対する関心がなくても、なんとなく知っているかもしれない用語を中心に話題と出題例を提供します。
●ICTを活用したまちづくりファシリテーション:まちづくり分野におけるファシリテーションの意義や心得を踏まえた上で、ファシリテーションにICTを活用する利点や留意点を紹介します。
・VR等を利用したファシリテーションの利点
・VR等を利用する上での留意点
●実践事例紹介:まちづくり分野のファシリテーションにおいVR等の利用推進が期待されるジャンルでの実践事例を紹介します。
・都市開発・地域開発
・環境アセスメント
・リスク・コミュニケーション
・まちづくりアーカイブ
・まちづくりイベント
主催・お問い合わせ先

一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
State of the Art Technologies Expression Association
Tel.03-6711-1955 FAX.03-6894-3888
mail: info@soatassoc.org  https://soatassoc.org/

最先端の表現技術が使われている作品およびプロジェクトを表彰する第2回「羽倉賞」2018年8月1日より作品募集スタート


第1回羽倉賞受賞作品「Tele Beauty」 株式会社 資生堂

一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会(本社:東京都品川区)は、最先端の表現技術を活用した作品およびプロジェクトに敬意を払い、これを表彰する「羽倉賞」の第2回作品募集を2018年8月1日よりスタートしました。「羽倉賞」は、当協会の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究・普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高め広く普及に貢献する目的で、2017年に当協会により創設されました。分野を問わず、最先端の表現技術を活用した作品および取り組みを通して社会に貢献した功績を表彰します。

グランプリの「羽倉賞」受賞作品には、賞金20万円およびトロフィー・賞状が授与されます。

羽倉賞とは

羽倉賞は表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏の功績を称え、2017年に創設された賞です。分野を問わず最先端の表現技術を活用した作品や取り組みを通して社会に貢献した功績を表彰することで、表現技術の質を高め幅広い分野での普及に貢献することを目的としています。

羽倉賞概要

【羽倉賞】 賞金20万円、トロフィー、賞状 (1作品)
【表技協奨励賞】 賞金5万円、賞状 (数作品)
【企業賞】(フォーラムエイト)賞金15万円、賞状 (1作品)
第2回より協賛による「企業賞」が新設されました。 各種企業・団体様で協賛をご希望の方は、表技協事務局までご連絡ください。

  • 応募期間 2018年8月1日(水)-10月1日(月)※10月1日発信分のメールまで受付
  • 選考期間 2018年10月-11月初旬 表技協の選考委員会で審査
  • 審査結果通知 11月初旬 すべての応募者にメールで通知
  • 表彰式 218年11月15日(木)15:30-16:00
    フォーラムエイト主催「FORUM8デザインフェスティバル2018」(品川インターシティホール)にて開催
羽倉弘之

出身地:東京都
1946年2月~2016年10月
1974 米国コロンビア大学大学院卒業(MBA)、通産相外郭流通関係研究所研究員
1979 日本ポラロイド株式会社入社/経営企画室課長
1995 アートウェア株式会社代表取締役社長・会長、東映アニメーション研究所 専任講師
2005 東京大学大学院 情報学環特任研究員
2010 デジタルハリウッド大学大学院 特任教授
羽倉賞募集要項 詳細

https://soatassoc.org/hagura-youkou

第2回羽倉賞 8月1日から作品募集開始


「羽倉賞」は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究・普及に多大な功績
を残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高め広く普及に貢献する目的で、2017年に表技協により創設され
ました。分野を問わず、最先端の表現技術を活用した作品および取り組みを通して社会に貢献した功績を表彰します。

概要

■各賞
羽倉賞
 賞金20万円、トロフィー、賞状 (1作品)
表技協奨励賞
 賞金5万円、賞状 (数作品)
企業賞(フォーラムエイト)
 賞金15万円、賞状 (1作品)
第2回より協賛による「企業賞」が新設されました。
各種企業・団体様で協賛をご希望の方は、表技協事務局までご連絡ください。
羽倉賞トロフィー
■スケジュール
  • 応募期間 2018年8月1日(水)-10月1日(月)※10月1日発信分のメールまで受付
  • 選考期間 2018年10月-11月初旬 表技協の選考委員会で審査
  • 審査結果通知 11月初旬 すべての応募者にメールで通知
  • 表彰式 218年11月15日(木)15:30-16:00
    フォーラムエイト主催「FORUM8デザインフェスティバル2018」(品川インターシティホール)にて開催

募集要項 >>募集要項の詳細はこちら 

応募期間 2018年8月1日-10月1日 ※10月1日発信分のメールまで受付
募集対象 ・最先端の表現技術が使われている作品あるいは取り組み。
・2017年8月1日から2018年7月31日の間に公表/実施されたもの、あるいは、この期間に作品/
取り組みが完成しており2018年10月30日までに公表日が決まっているもの。
応募形式 ・通信で閲覧できる映像(YouTube等)や各種ドキュメント(PDF形式)等
・映像の場合はURL非公開の限定公開でもよいが、閲覧に特殊なソフト、特定の動作環境、会員制
などの条件がないもの。

第1回「羽倉賞」受賞結果

■羽倉賞 「Tele Beauty」 株式会社資生堂
高速・高精度の顔認識とメーキャップの仕上がりを再現するCG・画像処理技術を融合した表現技術
■VR技術奨励賞
「Luminescent Tentacles」

金沢美術工芸大学 中安 翌氏
キネティックサーフェイスシステム
■映像技術奨励賞
「日本橋三越本店天女像音と光のインスタレーション」

和歌山大学 天野 敏之氏
光学フィードバックによる実時間質感操作技術
■表現技術利用促進奨励賞
「実写全天映像を使ったスポーツ・観光の新たな映像表現の普及」

和歌山大学 尾久土 正己氏
ドームスクリーン向け実写全天映像

最先端表現技術推進協会レポート
Vol.18 第1回羽倉賞は「Tele Beauty」が受賞!/「表現技術検定」について (Up&Coming ’18 新年号掲載)


関連情報
・2018/06/19 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ(2018年7月17日)開催のご案内
・2017/11/16 第1回「羽倉賞」発表