表現技術検定(まちづくり 入門編)

日 時:2023年10月12日(木)10:30~16:30
場 所:フォーラムエイト 東京本社 セミナールーム(本会場)
    大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手・宮崎・沖縄及び、オンラインで同時開催
    >>各会場の詳細

表現技術検定第2弾。VR技術を活用したまちづくりを担う人材の育成が目的。
1.基礎編
まちづくりに関係する行政担当者や住民などで、特にICTに対する関心がなくても、なんとなく知っているかもしれない用語を中心に話題と出題例を提供。
2.ICTを活用したまちづくりファシリテーション
まちづくり分野におけるファシリテーションの意義や心得を踏まえた上で、ファシリテーションにICTを活用する利点や留意点を紹介。

3.実践事例紹介
まちづくり分野のファシリテーションにおいてVR等の利用推進が期待されるジャンルでの実践事例を紹介。
・都市開発・地域開発
・環境アセスメント
・リスク・コミュニケーション
・まちづくりアーカイブ
・まちづくりイベント
まちづくりに最先端表現技術を取込む意義と効果
自然災害で地域に甚大な被害が発生したとき、大きな構造物が建てられて地域の景観や交通が一変してしまったとき、「こうなる前にある程度のシミュレーションと対策はできなかったのだろうか?」と誰もが思います。
開発計画を平面図や立面図、模型などで示されたとき、イメージパースをスライドで見せられたとき、「自分の家からはどう見えるのだろうか」「ちょっとだけ向きを変えたらどうなるんだろうか」などと思うのは当然のことです。
地下にあって見えない構造物(地下鉄や上下水道など)、昔あった建物やまちなみ、子どもが考えた突拍子もない建物、そんなものが実際に見えたら思ったことはありませんか。
ICTは、完全ではなくても、人が想像することを手助けすることができます。手助けとなるためには、ICTと人の思いとをつなぎ、人と人の対話を容易にするファシリテーターの存在が必要です。対話が容易になれば、理解が容易になり、そして何をしたらいいかという行動が容易になります。
残念ながら、まちづくりの現状は、与えられた案を理解させることにとどまっていて、一緒に案をつくるような取組みは多くありません。ICTを利用した最先端表現技術は、代替案の検討を含め、創造的なまちづくりへの住民参加を可能にします。
最先端表現技術を利用したまちづくりのファシリテーションは、現状においては活躍する場は多くありませんが、建設分野でのICT導入が進む中、近い将来はこれが常識になると考えて間違いありません。
そのパイオニアを育成するのが、表現技術検定まちづくり部門です。

講習・検定内容 ※講習受講、検定合格で検定証を授与します。

講師
・傘木 宏夫氏(NPO地域づくり工房 代表)
監修
・福田 知弘氏(大阪大学大学院 工学研究科 准教授)
・家入 龍太氏(建設ITジャーナリスト)

開会 10:30~10:35 表技協事務局より開会のご案内
講習1 10:35~11:00 「表現技術検定(まちづくり部門)の趣旨と社会的意義」
講習2 実践事例1 11:00~12:00 (1)都市開発・地域開発
(2)環境アセスメント
昼食 12:00~13:00 ※昼食は各自でご準備ください
講習3 実践事例2 13:00~14:00 (3)リスク・コミュニケーション
(4)まちづくりアーカイブ
(5)まちづくりコンペ
(6)まちづくりイベント
講習4 14:00~14:40 「ファシリテーション」
講習5 14:40~15:00 「まちづくりに役立つ最先端表現技術」
演習 15:15~16:25 講習内容についての検定を実施
閉会 16:25~16:30 事務連絡
主催・お問い合わせ先

一般財団法人最先端表現技術利用推進協会
State of the Art Technologies Expression Association
Tel.03-6711-1955 FAX.03-6894-3888
mail: info@soatassoc.org  https://soatassoc.org/

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