表技協 部会「3Dフォーラム」

表技協では、クリエイティブ部会・ユーザー部会・プロダクツ部会の他、会員の提案により各テーマに沿った部会を立ち上げ、活動を行っています。羽倉賞創設者である故・羽倉弘之氏が設立者のひとりとして関わった3Dフォーラムは、現在、表技協の部会として活動を行っています。

3Dフォーラムについて

人と人、人と自然、そして人と機械との交流はより頻繁になり、また複雑になってきました。その豊かな情報を人間の五感により一層の調和を与えるインターフェイスを必要としてきました。とりわけ、より高次元の感覚に訴えて表現する手法は今後も引き続き発展するものと考えられます。
中でも、三次元空間に広がる映像は、視覚の潜在能力を引き出し、より高度な情報文化の表現手段として、非常に幅広い分野から希求されてきました。また、今日、コンピュータの発展により、表示技術の著しい進展は、より高次元の映像による情報交換の現実性を強めています。
応用技術として、二眼式、多眼式、アナグリフ方式、偏光方式、液晶シャッター方式、レンチキュラー方式、ホログラフィ方式による映像などが多く利用されております。
さらに応用分野として、三次元動画像やCGをはじめ医用診断、シミュレーション、バーチャル・リアリティ、人工生命、マルチメディア、ネットワークなど、さらには教養、娯楽の分野にわたるまで、その利用分野はますます拡大しています。
三次元映像に対する要望に応えるには、新しい科学技術の成果を取り入れる画像技術者と、その基となる空間視覚系の研究者、および三次元映像を実社会で活用する利用者とが、密に協力する必要があります。そのため、今日、それぞれの分野の垣根を外して、広く交流する場が求められています。
本フォーラムの目的は以上の趣旨に則り、三次元映像にご関心の深い方々との間で、一層の相互研鑽と情報交換の機会を提供することです。

活動アーカイブ

  • 電子ジャーナル
    3Dフォーラムによる会誌「3D映像」電子ジャーナル版の過去発行号をアーカイブとして掲載しています。表現技術に関する寄稿や論文、研究会での講演資料などが収録されています。
  • 研究会・見学会アーカイブ
    3Dフォーラムで過去に開催した研究会や見学会等の内容をアーカイブとして記録しています。
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