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表技協のSDGsミッションを掲載

■SDGsとは

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、国や自治体、企業・団体、そして個々人が積極的に取り組むことが求められています。

デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟、長谷川章D-K塾 開催レポート

当協会も協力した、「デジタル掛軸(D-K)in ゆ~ぷる木崎湖プール棟」及び「長谷川章 D-K塾」が、温泉とプール施設である「ゆ~ぷる木崎湖」のお客様感謝イベントの一環として、2019年7月5日(金)~7日(日)にかけて開催されました。
プール棟内の天井や壁、プールの水面一面に広がった色鮮やかなデジタル掛軸が、幻想的な空間を創り出していました。


プール棟でのデジタル掛軸の様子

「長谷川章 D-K塾」では最初に、長谷川章氏、渡邉哲意教授(宝塚大学)による講演が行われました。長谷川章氏の「D-K塾」基調講演ではデジタル掛軸の基本コンセプト・成り立ち・歴史、デジタル掛軸とプロジェクションマッピングの違い、海外での事例に関するエピソードやトピックスなどがわかりやすく解説されました。渡邉哲意教授による「観る映像から感じる映像論」講演では、「映像」と「イメージ」の概念論について、ヨハネ・スケプラーの知覚理論、デカルトの理論、ジェームス・ギブソンのアフォーダンス理論および包囲光配列などを駆使し、デジタル掛軸の基本コンセプトである「感じる」ということをロジカルに解説いただきました。
現場実習では、映像レイアウト・マッピング・マスキングなどデジタルデザインのノウハウが丁寧に解説され、プール棟内部を使った大規模デジタル掛軸の設営から撤収までを体験しました。

D-K塾当日の5日を含め、3日間で200名を越える参加者・観覧者にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。

主催者であるNPO地域づくり工房の傘木宏夫氏
によるあいさつ
長谷川章氏「D-K塾」基調講演
渡邉哲意教授「観る映像から感じる映像論」講演

体験実習の様子

開催概要
日  程: デジタル掛軸 7月6日(土)・7日(日) 19:00~21:30、D-K塾 7月5日(金)~7日(日)
会  場: ゆ~ぷる木崎湖
主催団体: NPO地域づくり工房、木崎湖温泉開発株式会社
助成団体: 長野県 「地域発・元気づくり支援金」
協  力: 一般財団法人最先端表現技術利用推進協会、株式会社フォーラムエイト

第3回羽倉賞 作品募集開始! 応募期間:2019年10月1日(火)まで


羽倉賞は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を
残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために、2017年に表技協により
創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を
表彰します。

概要

■各賞
羽倉賞
 1点  賞金20万円、トロフィー、賞状
表技協奨励賞
 数点  賞金5万円、賞状
企業賞(フォーラムエイト)
 1点  賞金15万円、賞状
第2回より協賛による「企業賞」が新設されました。
各種企業・団体様で協賛をご希望の方は、表技協事務局までご連絡ください。
羽倉賞トロフィー
■スケジュール
  • 応募期間 2019年7月1日(月)- 10月1日(火)※10月1日発信分のメールまで受付
  • 選考期間 2019年10月-11月初旬 表技協の選考委員会で審査
  • 審査結果通知 11月初旬(メール等によるご連絡)
  • 表彰式 2019年11月14日(木)
    フォーラムエイト主催「FORUM8デザインフェスティバル2019」(品川インターシティホール)にて開催

募集要項 >>募集要項の詳細はこちら 

応募期間 2019年7月1日(月)-10月1日(火) ※10月1日発信分のメールまで受付
募集対象 ・最先端の表現技術が使われている作品あるいは取り組み。
・2018年7月1日から2019年6月30日の間に公表/実施されたもの、あるいは、
この期間に作品/取り組みが完成しており2019年10月30日までに公表日が決まっているもの。
応募形式 ・通信で閲覧できる映像(YouTube等)や各種ドキュメント(PDF形式)等
・映像の場合はURL非公開の限定公開でもよいが、閲覧に特殊なソフト、特定の動作環境、会員制
などの条件がないもの。
審査方法 表技協の選考委員会(理事、外部審査委員、会員などで構成)で審査します。
審査結果は、受賞の有無に関わらず、すべての応募者にメールで通知します。

過去の受賞作品

第2回羽倉賞 受賞作品

応募作品の中から、羽倉賞・フォーラムエイト賞・奨励賞5作品が決定し、2018年11月15日、FORUM8デザインフェスティバル2018 Day2にて表彰式を行いました。
>>第2回羽倉賞 受賞作品発表・表彰式を開催

【羽倉賞】
 「どんぶりdeプラネタリウム」  富山大学芸術文化学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:魚眼レンズとドンブリを使った全天周画像作り

  YouTube : https://youtu.be/hGcBVBIyQxY

【フォーラムエイト賞】
 「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」  愛知工科大学工学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:スマートフォンのみで実現する6DoFリアルタイム・オクルージョンAR表現

  YouTube : https://youtu.be/BTU0Sh8LsU0

【奨励賞】
 「TwinCam Go」  首都大学東京システムデザイン学部
  推薦:日本バーチャルリアリティ学会
  概要:遠隔運動視点リアルタイム全天周立体視体験システム

  YouTube : https://youtu.be/6Em0CZnRBQQ

 「9時集合で」  東京藝術大学
  推薦:一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会 理事 小林佳弘氏
  概要:リアルタイム映像合成

  vimeo : https://vimeo.com/287591992

 「夜の妖怪の世界」  境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム
  推薦:大阪大学大学院 工学研究科 准教授 福田知弘氏
  概要:水木しげるロード 夜間景観デザイン

  YouTube : https://youtu.be/WO0BlTfZGC4

 「エクスペリエンスウォール」  凸版印刷株式会社
  推薦:超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
  概要:高輝度・高精細な大場面ディスプレイおよびコンテンツ

 「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」  株式会社ドワンゴ
  推薦:公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)
  概要:BRDFプリンティング技術

  詳細 : http://ksakurai.sakura.ne.jp/SG18/

第1回「羽倉賞」受賞結果
■羽倉賞 「Tele Beauty」 株式会社資生堂
高速・高精度の顔認識とメーキャップの仕上がりを再現するCG・画像処理技術を融合した表現技術
■VR技術奨励賞
「Luminescent Tentacles」

金沢美術工芸大学 中安 翌氏
キネティックサーフェイスシステム
■映像技術奨励賞
「日本橋三越本店天女像音と光のインスタレーション」

和歌山大学 天野 敏之氏
光学フィードバックによる実時間質感操作技術
■表現技術利用促進奨励賞
「実写全天映像を使ったスポーツ・観光の新たな映像表現の普及」

和歌山大学 尾久土 正己氏
ドームスクリーン向け実写全天映像

最先端表現技術推進協会レポート
Vol.18 第1回羽倉賞は「Tele Beauty」が受賞!/「表現技術検定」について (Up&Coming ’18 新年号掲載)


関連情報
・2019/06/24 第2回羽倉賞受賞記念講演会・ネットワークパーティ開催レポート
・2019/05/15 第2回羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティーのご案内
・2018/11/22 第2回「羽倉賞」 受賞作品発表・表彰式を開催
・2018/08/01 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ開催レポート
・2018/07/02 第2回「羽倉賞」作品募集を8月より開始
・2018/06/19 羽倉賞受賞記念講演会&ネットワークパーティ(2018年7月17日)開催のご案内
・2017/11/16 第1回「羽倉賞」発表


当協会会長 長谷川章氏プロデュース 谷川岳ロープウェイ「天空のナイトクルージング」開催レポート

当協会会長 長谷川章氏プロデュースにより、群馬県みなかみ町の毎年春恒例イベント「天空のナイトクルージング」にて、特別企画として「デジタル掛け軸」が5~6月にかけて計10回開催されました。

 

ロープウェイで土合口駅から標高1319メートルの天神平駅まで登ったゲレンデやゲストハウスから望む風景は、残雪に原色の幾何学模様を映すデジタル掛け軸と漆黒の夜空がハーモニーを織りなしていました。

デジタル掛け軸は9月~11月にも開催されます。2017年にユネスコエコパークに登録されたすばらしい大自然と色彩豊かなデジタル掛け軸の競演で格別な星空を、この機会にぜひご体験ください。

 

 

開催概要
主 催: みなかみ町観光協会/谷川岳ロープウェイ・みなかみ星空クラブ
協 力: 株式会社 フォーラムエイト
会 場: 谷川岳ロープウェイ・天神平スキー場
日 程: 9月 金・土・日曜日(1・8・29日除く)、10月 金・土曜日(12・19日除く)、11月1・2・3・8・9日
時 間: 19:00~21:00
参加費:大人2,500円(税込) 小学生1,300円(税込)
詳 細: http://www.enjoy-minakami.jp/star.php

お問い合わせ先
みなかみ町観光協会 Tel.TEL.0278-62-0401

第2回羽倉賞受賞記念講演会・ネットワークパーティ開催レポート

「羽倉賞」は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究・普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏を称え、表現技術の質を高め広く普及に貢献する目的で、2017年に創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した取り組みを通して社会に貢献した作品を顕彰しています。今回は、昨年の第2回羽倉賞では力作を応募いただいた受賞者の皆様にお集まりいただき、改めて、作品についてのご講演いただくと同時に、本年実施の「第3回羽倉賞」も紹介いたしました。

講演会は表技協会長の長谷川章氏による挨拶で幕開け。受賞者による各講演では、専門的な観点やビジネス的な切り口など様々な質疑応答が交わされました。ネットワークパーティーにも多くの方にご参加いただき、受賞者、参加者の皆様の間で、業種と分野を横断しての最先端表現技術についての情報・知見交換の有意義な場となりました。

第3回羽倉賞の募集要項は、表技協HPにて7月に公開予定ですので、ぜひともご覧ください。

長谷川章会長より開催のご挨拶
賑わいを見せたネットワークパーティ
中締めのご挨拶にて NPO地域づくり工房 傘木様

 羽倉賞  「どんぶりdeプラネタリウム」 富山大学芸術文化学部デザイン部 辻合秀一様


富山市立科学博物館プラネタリウムで実施された第1回全天周コンテンツコンテスト(表彰式2016年11月、上映会2017年12月)の作品を紹介。
「どんぶりdeプラネタリウム」は、発泡スチロール製の丼型容器の内部を半円球のキャンバスとして、ポスカなどの水溶性マーカーを使って絵を描き、これを魚眼レンズで撮影してプラネタリウムのドームに投影することで、簡単に全天周画像を生成するもの。手軽な素材を使ってこどもでも簡単に作れる点や、プラネタリウムが身近なアートデバイスとなり、誰でも参加可能なイベント製品になりえること、事業展開の可能性もあることなどが高く評価され、羽倉賞を受賞しています。この講演では、ワークショップにおいて、フルドーム(全天周)画像を簡単に作成できるように導いた試行錯誤の過程も交えて、紹介しました。手軽にできるのがメリットではあるものの、プラネタリウムという場所性の限定があるため、今後は場所を選ばずどこでも体験できるように、ヘッドマウントディスプレイと360°カメラの活用を考えているとのことです。

 フォーラムエイト賞  「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」 愛知工科大学工学部 板宮朋基様 ※動画でのご講演


ToF(Time of Flight)方式による3D奥行きセンサが搭載されたスマートフォンと紙製ゴーグルを用いて浸水や火災による煙の発生状況を現実風景に重ね、CGで表示し没入体験できる「AR災害疑似体験アプリ Disaster Scope」は、地面からの高さ位置情報を精密に取得できると同時に、周囲の物体の3次元形状も認識できる。「いかに危機感を抱かせて行動につなげてもらうか」という課題を解決する手段として、AR投入型疑似体験を伝達方法とすることで「見える化→体験化→経験化」を実現しており、実際にこどもも含めた多くの体験者が被災リスクを正確にイメージし危機感を実感できるデバイスとして、全国様々な場所で活用されています。今回の講演では、その実際の様子についても動画や写真で紹介し、実用例およびその評価、新たなデバイスの模索も含めた今後の課題についても触れました。

 奨励賞  「エクスペリエンスウォール」 凸版印刷株式会社 内藤一弘様


エクスペリエンスウォールは、高さ2.7m幅10mで高精細・高輝度のワイド8Kディスプレイ。本公演では、この制作にあたってのポイントやエピソードについて改めてご紹介いただきました。まず、ディスプレイに見せない工夫により空間と調和させること、8Kレベルに見合ったコンテンツ制作について言及。次に、8Kカメラで撮影するとデータが重たくなり過ぎて扱えないため、4Kカメラ3台でブレンディングを行うという工夫を説明しました。その他、次世代ショールームNIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHIなど進行中のさまざまなプロジェクトの紹介と併せて、様々な先端技術やシステムを統合する技術について紹介しました。

 奨励賞  「複数画像を表示するような微細な構造の設計法」 株式会社ドワンゴ 櫻井快勢様


本作品は最先端のBRDFプリンティング技術の一つで、複数の異なる方向からある領域を見たときにそれぞれの方向に異なる画像を呈示するような表面加工法を開発し実現したものです。今回の講演では、制作に至った経緯やモチベーション、開発手法についてのアナログな作業を含む試行錯誤などを改めて紹介されました。最初にコンパスカッターとアクリルシートを使った自作を試み、続いてNC切削機を使った手法に挑戦。この過程での課題を解決する手法として、UVプリンタで凹凸形状を構成し可視領域を制御する方法を編み出すまでの流れを、制作例を交えて説明しました。

 奨励賞  「夜の妖怪の世界」 境港市 水木しげるロードリニューアル 夜間景観デザインチーム様
境港市建設部 灘英樹様/ユー・プラネット代表取締役 栗原裕様/LEM空間工房 代表取締役 長町志穂様


2018年夏に完成した本プロジェクトは、照明学会「2019年照明デザイン賞 最優秀賞」を受賞。この講演ではリニューアル後の経過や効果等も含めて改めて振り返りながらご紹介いただきました。約800mの歩道に沿って177体のブロンズ彫刻を再配置し、妖怪影絵や音と光の演出による様々な公共照明の手法・効果が取り入れられている様子を説明。公共道路空間に新たな魅力が付加され、昼のみならず夜間の集客も得られた結果大幅な観光客増となったということでした。また、関係者が多い中で「VRで未来に連れて行ってみんなの合意を得ること」の有効性についても強調されていました。

 奨励賞  「TwinCam Go」 首都大学東京システムデザイン学部 池井寧様


本作品は、遠隔地に置いたTwinCamからのリアルタイム映像を体験者のHMDに表示すると同時に、体験者が頭を動かしてぐるっと見回し、TwinCamを回転するとその方向の立体視が可能となるシステムです。これにより被写体のブレや反応時間が低減でき、操縦者と同じ行動状態の視点で遠隔地を観察・体験することができます。講演では、この装置の開発について、映像通信系(TwinCamシステム)のシステム構成、移動機系(セグウェイ)の仕組み、回転座席の調整方法の3つのパートに大きく分けて解説しました。

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