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2017年除夜の鐘プロジェクションマッピング奉納レポート

昨年の大晦日で6回目を迎えた円融寺でのプロジェクションマッピング。
すっかり地元にもなじんで暮れの風物詩となり表技協でも協賛さ
せていただいてから4回目となりました。

今年は設営中の昼間に小雨が降って大変でしたが、夕方以降はす
っかり晴れて満月に近い月(13夜)が寒空に煌々と輝いていまし
た。

ただ、雲も多く、月の輝きと重なりプロジェクションマッピング
にとっては明るい夜で、釈迦堂も照らされて少々難しい状況とな
りました。

設営の合間には住職さんによる安全祈願が行われました。

なんと、我々が投影する釈迦堂の中と、エア書道を行う仁王門の
それぞれの仁王様にも計三ヶ所で祈願のお経を上げていただくの
です。

円融寺さんの釈迦堂は室町時代初期に建てられたもので東京23区
では最も古い木造建築で、700年近く前のものということにな
ります。

この中で祈願していただけるということは大変貴重な体験で心が
引き締まる思いがします。
(坐禅会に参加すると、ここで坐禅が行えます)

2016年からプロジェクションマッピングに加えて「エア書道」と
いう体の動きによってインタラクティブに書を書くインスタレー
ション(kinect利用のデジタルアート)を釈迦堂に対して行って
います。(仁王門では来場者が体験することができます)

2017年の一文字は「志:こころざし」でした。
エア書道で書いていただく方は書家の日向伯周先生です。

2017年円融寺プロジェクションマッピング奉納-釈迦堂-

その後のプロジェクションマッピングも好評で、円融寺幼稚園
の園児が釈迦堂をぬり絵する「ぬりえマッピング」も書いた本人と
そのご家族がご覧になり、歓声が上がっていました。

文:町田聡/撮影:福原毅

設置された「リアル書道コーナー」
いち早く書初めが出来ることもあり大盛況でした。

まさに「最先端表現技術」のアートな年越し
いかがでしたでしょうか
協賛:株式会社フォーラムエイト 一般財団法人最先端表現技術利用推進協会

第11回 フォーラムエイト デザインフェスティバル前夜祭リポート

 

日時:2017年11月14日(木)Eve~2017年11月17日(金)
場所:品川インターシティホールホワイエ
http://soatassoc.org/content/bukai_20171114
概要:今回は、前夜祭を含め4日間行われた(株)フォーラムエイト主催
「FOURUM8 DESIGN FESTIVAL 2017-3DAYS+EVE」をリポートします。

 

「FOURUM8 DESIGN FESTIVAL 2017-3DAYS+EVE」

■ Eve ■

11月14日(木)Eveと称し開催された前夜祭では
「最新の様々な技術、コンテンツが織りなす新感覚のステージ」
と題して表技協から3つのプロジェクトを実施しました。

■ Project1:DJ Oni×3D Scan & Motion capture×TOOWA2M

DJOniさんが装着したモーションキャプチャーのデータを取得し
リアルタイム処理で描画された映像と、音楽が一体となったDJライブ。


DJOniさんの動きとCGがシンクロ。
動きのあるダイナミックなステージ


頭と腰の
モーションキャプチャー。

■ Project2:AIRSHODO(エア書道)新しい形のステージパフォーマンス

上部に設置された「赤外線センサーKINECT」が
手のひらの位置を解析。毛筆や墨汁を使用せず
書を描く、それがエア書道です。

AIRSHODOパフォーマンス

ステージは書道家の佐竹燿華先生(左)
によるパフォーマンスからスタート。
ゲストも参加して楽しめる人気のステージとなりました。

リアル書道体験もありました。ステージサイド「リアル書道コーナー」
海外ゲストの方々を中心に
多くの皆さまに体験していただきました。

■ Project3:シークレットマッピング

最後のプロジェクトは、シークレットマッピング。
「未だかつてないマッピング?!全貌は会場にて」と銘を打ち
楽しみにされていた方も多くいらっしゃいました。

会場を鮮やかに彩るメインフード
その中でひときわ存在感を放つ光かがやくプレートが…
なんと、シークレットマッピングの正体は

キネクトによる投影画像

「フードマッピング」
だったのです。
本物のお食事に隠れて赤い丸印の部分に投影されていたのは
「カナッペ」「お寿司」「ピザ」など
思わず手をのばしたくなる
美しいフードの数々

「つい食べてしまいそうになる」
と思われた方もいらしたのではないでしょうか

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たくさんの皆さまに前夜祭にご来場いただき
まことにありがとうございました。

立体ディスプレイ装置「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発

3Dモデルに全周囲マッピングを実現したホログラムを超える立体ディスプレイ装置 ~汎用型の全周「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発~
株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区、社長:伊藤裕二、URL:http://www.forum8.co.jp)と一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会(本部:東京都港区、会長:町田聡、略称:表技協)は、高度な「プロジェクションマッピング」技術を手軽に活用できる、「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発して、4月より本格的に販売を開始します。

 今回、都市計画やドライブシミュレータなどでの活用で豊富な実績をもつフォーラムエイトのVR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアUC-win/Roadと、プロジェクションマッピングで経験豊富な表技協の技術を組みわせることで実現しました。
 共同開発を行った「プロジェクションマッピングテーブル」は、3Dプリンタで出力した対象物などに対して全周からのプロジェクションマッピングを実現することにより、物体を映像で包みこむ先進的な表現が可能なユニークなディスプレイ装置です。自動車や家電などの製品開発におけるデザインシミュレーションや、デジタルものづくり革命を推進するシステムとして期待されます。
 製造業向けのデザインレビュー、展示会やショールームでのプロモーション、建築物や地形、各種解析結果等の表示、プロジェクションマッピングの投影シミュレーションなどの常設用途を中心に提供していく予定です。

 販売はフォーラムエイトが担当し、標準価格は1システム800万円~。初年度10セット、5年間で100セットの提供を目標としています。

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▲プロジェクションマッピングテーブル

<システムの概要>
 プロジェクションマッピングテーブルは5台のプロジェクターと1台のディスプレイからなるマルチ映像を投影するために必要な機器やシステム一式をテーブル内に一体化した装置で、投影環境とシステムをパッケージ化しています。
 テーブル中央に対象物を置き、前後左右の4方向と上部からの計5台のプロジェクターを組み合わせて投影するシステムです。さらに対象物を置く下部には液晶ディスプレイも埋め込まれており、ここにも映像の表示が可能です。また、投影用ミラーのサイズを変更することで対象物の背景にリアスクリーンを設置するなど、様々な投影バリエーションを手軽に実現することができます。

<開発の経緯>
 通常のプロジェクションマッピングでは、観客は限られた方向からしか見られませんでした。車のような立体モデルに対して、一方向のみの投影映像しか見ることはできませんでした。
 立体構造の対象物に対して全周方向の映像を投影するには、多方向から投影するプロジェクターを準備したり映像を合成する必要がありますが、プロジェクターの配置や複数映像の同期制御、対象物の位置決めなど、高度な技術と経験が必要で、実現が困難でした。そこで、投影環境とシステムをパッケージ化して、手軽に全周のプロジェクションマッピングを実現するために開発し、投影に必要な煩雑な試行錯誤を解消しました。

<プロジェクションマッピングテーブルの特長>
・ 全周プロジェクションマッピングの技術を手軽に、どこでも利用できる一体化システム
・ 投影環境とシステム(ハードウェアとソフトウェア)をパッケージ化して提供
・ 約20000時間に及ぶ光源時間で常設に最適
・ 電源を入れるだけで自動起動可能
・ UC-win/RoadなどのVRシステムや、サイネージ用STB、マッピング用ソフトウェアとのインテグレーションが柔軟に行える
・ 建築物などの大型構造物までの3Dデータ化が可能なスキャニングサービスも合わせて利用可能
・ 3Dデータから表示対象物の3D模型を出力するフルカラー3Dプリンティングサービスも合わせて利用可能

<プロジェクションマッピングテーブルの仕様>
■外寸 : 幅:1380mm、奥行:1580mm、高さ2035mm、
■主な機器 : プロジェクター:3000lm、XGA、DLP、レーザー/LED x1台、
ディスプレイ:42インチLCD、フルHD、PC1台、
制御ソフト:UC-win/Road、スピーカー:ステレオ
■投影対象物サイズ : 幅:600mm、奥行600mm、高さ300mm程度
 フォーラムエイトと表技協は、ホログラムを超える本物の立体ディスプレイ装置として常設での活用分野を広げていく予定です。標準構成を基に、リアスクリーンによる背景機能の追加で遠くからでも視認性を高めた展示用タイプや、店舗などで製品のアイキャッチに利用でき、操作性を高めたサイネージタイプなど、様々なシチュエーションで活用できる立体ディスプレイ装置として提案していきます。また、特定用途向けのカスタム品などにも積極的に対応していく方針です。

【関連情報】
▼3次元リアルタイムVRソフトウェア UC-win/Road 製品情報
http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/ucwin-road-1.htm
▼プロジェクションマッピングテーブル開発レポート(U&C108号「3Dコンテンツニュース」)
http://www.forum8.co.jp/topic/3Dcontents108.htm

○株式会社フォーラムエイトについて
代表者 : 代表取締役社長 伊藤 裕二
所在地 : 〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
設立 : 987年5月
事業内容 : 設計、解析、CAD及びVR/CGソフトの開発・販売・サポート、技術サービス
URL  : http://www.forum8.co.jp/

○最先端表現技術利用推進協会(表技協)
一般財団法人最先端表現技術利用推進協会(表技協)は、「最先端の表現技術を積極的に使いこなすための団体」として様々な業界のユーザーやメーカー、クリエイターを会員として2013年11月に設立されました。
プロジェクションマッピング、3D立体映像、3DVR、MR、AR、3Dプリンタ、デジタルサイネージをはじめ最先端技術を用いた表現の開発、利用推進、人材育成に総合的に取り組んでいる団体です。
表技協の活動について:活動内容

▼本件の報道に関するお問合せ:
株式会社フォーラムエイト
担当 : 太田
Tel : 03-6894-1888
E-Mail : oota@forum8.co.jp

錦帯橋プロジェクションマッピング 「時空の架け橋」を実施

歴史ある錦帯橋で初のプロジェクションマッピング

2015年5月30日、表技協は一般社団法人 岩国青年会議所が主催する創立60周年記念事業において、日本三名橋のひとつである山口県岩国市にある錦帯橋へのプロジェクションマッピングを実施しました。

錦帯橋は1637年に錦川に架けられた全長約200mの木造五連アーチ橋で、プロジェクションマッピングは初の試みです。今回は「時空の架け橋」をテーマに、橋という建造物の特徴を活かして、上流の川岸に設置した3台のプロジェクターから3箇所の橋脚部分へ映像を投影。AAIひろしまPlan(代表:泉尾祥子)のメンバーが制作した、白蛇をはじめ岩国にゆかりのある題材を用いたオリジナル映像コンテンツを用いて、19:45 から 21:00まで4回に渡って実施しました。

開催当日は雨模様でしたが、錦川の川岸には多数の地元市民が集まり、投影された映像には喜びや感激の声が聞かれました。記念パーティーの参加者は十隻ほどの屋形船に乗り、船上からプロジェクションマッピングを鑑賞しました。

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錦帯橋を中心とした風景は、山間部と清流からなる自然と太鼓状の橋が見事なまでのバランスで共存した、稀にみる絶景です。昼間だけでなく夜の暗闇においてもその素晴らしさを伝えることに挑戦したのが今回のプロジェクトでした。橋脚に投影された映像は川面へと映り込み、太鼓橋は雲の明かりによって美しいシルエットとして浮かび上がりました。映像そのものだけではなく、錦帯橋周辺の自然と一体となって初めて作品が完成したといえます。

このように、貴重な歴史的建造物であり地域の宝でもある錦帯橋に、最先端の映像技術であるプロジェクションマッピングをおこなうことで、地域の宝としての価値を高めることに貢献できました。

今回の試みは、メインスポンサーとして参画したフォーラムエイトが、投影対象の計測によって得られた点群データを活用して3DVRモデリング・投影シミュレーション等を行い、土木構造物へのプロジェクションマッピングを支援する最新技術で協力することで実現しました。

また、表技協には最先端の表現技術に精通し、豊富な実績を持つ技術者やクリエイターが多数所属しています。今回の経験を活かして、地域活性化を目指す全国各地等でのプロジェクションマッピングに積極的に対応していく方針です。

主催 : 一般社団法人 岩国青年会議所
協賛 : 株式会社フォーラムエイト
プロジェクションマッピング製作: 一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会
コンテンツ制作 : AAIひろしまPlan
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