錦帯橋へプロジェクションマッピング「時空の架け橋」を最先端表現技術利用推進協会が実施 ~日本三名橋の錦帯橋へ最先端の映像技術で街おこし~

一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会(本部:東京都港区、会長:町田聡、略称;表技協)は、日本三名橋のひとつである山口県岩国市にある錦帯橋 (きんたいきょう)へのプロジェクションマッピングを5月30日(土)に実施します。錦帯橋は日本三名橋のひとつで、錦川に架かる全長約200mの木造五連のアーチ橋で、他に例を見ない美しい景観の日本を代表する木造橋です。

このプロジェクションマッピングは、一般社団法人 岩国青年会議所が主催する創立60周年記念事業のプログラムとしておこなわれるものです。錦帯橋において、プロジェクションマッピングがおこなわれるのは初めてです。

<錦帯橋には岩国ゆかりの映像が投影されます:画像は白蛇の投影イメージ> (C)宮﨑しずか
<錦帯橋には岩国ゆかりの映像が投影されます:画像は白蛇の投影イメージ>
(C)宮﨑しずか

今回のプロジェクションマッピングでは、木造五連のアーチ橋という建造物の特徴を活かして、橋の橋脚部に、岩国にゆかりのある映像を映し出します。岩国青年会議所では記念パーティーの特別プログラムとしてこの企画を実施して、錦川の河川敷からその様子が見られます。

○錦帯橋プロジェクションマッピング「時空の架け橋」について関連記事

岩国青年会議所では、60周年記念事業として、貴重な歴史的建造物であり地域の宝でもある錦帯橋に、最先端の映像技術であるプロジェクションマッピングをおこなうことで、地域の宝としての価値を高めます。今回の事業により、歴史的価値の高い文化財である錦帯橋の夜間の価値を高め、錦帯橋の美しさを全国に広く発信することで、その価値を再認識していただき、地域活性化に役立つことを期待しています。

表技協は、岩国青年会議所の依頼を受けて、同イベントに協力し、最先端の表現技術を屈指して錦帯橋の3Dスキャニングからプロジェクションマッピングまでの実施を担当します。表技協ではこれまでにも、円融寺(東京都目黒区)プロジェクションマッピングへの支援をはじめプロジェクションマッピングを活用した事業の実績があり、表技協会員が持つ技術を活かして、橋という建造物への実施を担当します。歴史的価値と最先端表現技術を融合した新らたな価値を創り出すことを目指します。

コンテンツ制作は、表技協会員の中国・四国を中心に活動するクリエイター集団、AAIひろしまPlan(代表:泉尾祥子)が担当します。
今回の企画の実現にあたっては、株式会社フォーラムエイト(本社:東京都品川区、社長:伊藤 裕二)が錦帯橋の3Dスキャニングを実施し表技協に3Dデータを提供するなど協賛して特別に支援しています。

<建築物用の3Dスキャナで錦帯橋を計測>
<建築物用の3Dスキャナで錦帯橋を計測>

最近、プロジェクションマッピングは、東京駅舎や大阪城などのイベントで実施されており、注目の高まる映像技術となり、各地の名所などで地域振興による企画で採用が増えています。
表技協では最先端の表現技術に精通し、豊富な経験を持つ技術者やクリエイターが多数メンバーとして所属しており、地域ごとの特長を活かした最先端の表現技術を提供していきます。
今後も表技協では、全国の名所等でのプロジェクションマッピングにも対応していく方針です。

○錦帯橋プロジェクションマッピング「時空の架け橋」実施時間
※天候などにより実施時間の変更や中止になる場合があります。
1回目を19:40 – 19:55 、以降 21:00まで4回ほど実施予定。
最新情報は下記のホームページを参照ください。
http://www.iwakunijc.com/

○錦帯橋について
錦帯橋は、延宝元(1673)年、岩国藩主吉川広嘉によって創建され、反り橋の構造は精巧かつ独創的で、現代の橋梁工学からみても非のうちどころがないと言われています。
橋の長さは、橋面にそって210m、直線で193.3m、幅5m、橋台の高さ6.64mで1922年 (大正11年) には国の名勝に指定されています。
春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は紅葉、冬は雪化粧と、「錦」の名の通り、四季おりおりの色彩豊かな景観が楽しめます。年間70万人程の観光客が錦帯橋を訪れています。(平成24年度岩国市観光客動態調査より)
http://kintaikyo.iwakuni-city.net/

○プロジェクションマッピングについて
プロジェクションマッピングとは、四角いスクリーンではなく建物や空間の形状に合わせて映像を投影することで、建物や空間に新たな価値を与えることができる最先端の映像表現技術です。
2012年東京駅の100周年記念イベントで駅舎に投影されたことで一躍脚光を浴びることになりました。 その後はディズニーランドなどのテーマパークでも常設されようになり、特にここ数年は地域の集客用イベントとして文化財を中心に地域自治体が主体となり実施されることが多くなっています。

○表技協について
一般財団法人最先端表現技術利用推進協会は、「最先端の表現技術を積極的に使いこなすための団体」として様々な業界のユーザーやメーカー、クリエイターを会員として2013年11月に設立されました。
プロジェクションマッピング、3D立体映像、3DVR、MR、AR、3Dプリンター、デジタルサイネージをはじめ最先端技術を用いた表現の開発、利用推進、人材育成に総合的に取り組んでいる団体です。
表技協の活動について:設立趣旨

○クレジット
主催 : 一般社団法人 岩国青年会議所
協賛 : 株式会社フォーラムエイト
プロジェクションマッピング製作 : 一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会
コンテンツ制作 : AAIひろしまPlan

▼本件の報道に関するお問合せ:
一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会 事務局:太田
TEL. 03-6711-1957(直通)、FAX:03-6894-3888
Mail: info@soatassoc.org
URL:http://soatassoc.org/

▼本件のイベントに関するお問合せ:
一般社団法人 岩国青年会議所 担当:佐川賢
TEL, 0827-23-1177
URL: http://www.iwakunijc.com/