ご挨拶

最先端表現技術利用推進協会(略称:表技協)は、最先端の「表現技術」を横断的に活用し、これを利用推進するために設立された一般財団法人です。
本協会は表現技術や表現に関わる方々を支援する団体ということができます。

我が国日本では世界最先端IT国家創造宣言が発表され、つい最近では世界最先端デジタル国家創造宣言が改定、公表されています。
当協会は、このような最先端のIT技術はもとより、既存の表現技術との融合や統合により、新たな表現技術を創造し、利活用し、さらにはそれらがあらゆる表現に関わる方々に共有され、社会に普及していくよう支援することを目標としています。

表現技術とは、人々が様々な形でのコミュニケーションを取る手段であり、それにより、人を動かす、共感させる、感動させるといった重要な作用を生じさせる技術です。
さらにデジタル社会においてはサイバー空間とのコミュニケーション、人には限定されないコミュニケーションが含まれると考えます。勿論、新しいメディアやIT技術が大きな役割を果たすことは間違いなく、VR、AR、MRといった技術や、AI、IoTなどの今後情報環境社会に大きな影響をもたらす技術が重要と考えています。
しかしながら、これが芸術、リベラルアーツといった学問までとも関わり合って表現技術が高度化すれば、さらに様々な分野での社会貢献が可能と考えています。そのための知識の普及や教育までが広く活動の範囲になります。

表技協では、これらの情報環境において積極的に最先端の表現技術を創造し、使いこなすことを目指して活動してまいります。そのためには既存の表現技術の普及だけではなく、未知の表現技術も含めたあらゆる表現技術の利活用を積極的に推進してまいります。特に表現者であるアーティストやクリエイター、無垢な子供も含めた利用者の参加を重視しており、それをメーカーや技術開発に関わる方々にサポートしていただけるような環境を提供することを目指します。また、特定の表現技術をテーマにした専門の団体とも連携することで、幅広い表現技術を吸収していく所存です。
2018年で表技協の設立より4年あまりが経過しました。これからさらに本格的な活動を行ってまいります。どうぞ、表技協の今後の活動にご注目ください。

2018年6月
一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会

理事長 伊藤 裕二
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